- 林啓介『樺太・千島に夢をかける 岡本韋庵の生涯』

- 明治37年(1904年)、東京小石川諏訪町の閑居で病に臥しながら、日露戦争の趨勢を案ずる老人がいた。彼の名は岡本韋庵(監輔)。天保10年(1839年)徳島県穴吹町三谷の小農に生まれた韋庵は、北辺防衛の重要性を訴え、27歳で樺太の海岸線を完全踏破、その後の幾多の困難にも北方開拓の信念を失わず、53歳で択捉島に上陸する。郷土・徳島県の歴史記述を通して地方創生に尽力した林啓介が描く、岡本韋庵の伝記小説。(配信開始:2025-08-01)▷詳細
- 夏堀正元『北の墓標』

- 明治26年3月20日、隅田川河岸は小さなボートの探検隊を見送る人々で賑わいを見せていた。探検隊を率いるのは元海軍大尉で、幸田露伴の兄、早くから北千島の地政的重要性を見抜き、自ら千島の拓殖を志すようになった郡司成忠。北千島・占守島に向け、華やかな見送りを受けた郡司成忠一行だったが、その北方行には、悪天候、反感、暴力、死、挫折が待ち受けていた。北方の探検家・開拓者の郡司成忠と報效義会を描いた歴史小説。(配信開始:2023-06-01)▷詳細
イストリアス