宮野澄『最後の海軍大将 井上成美』

宮野澄『最後の海軍大将 井上成美』

日本帝国海軍史上最後に大将となった井上成美。日独伊三国同盟を批判、対米開戦には反対姿勢、軍令部を相手に航空兵力の強化を主張、兵学校の英語廃止論は却下、敗戦を先見して終戦工作に奔走と、「ラディカル」リベラリストの姿勢と行動を貫く。戦後は三浦半島の僻邑に隠棲、近所の子供達に英語を教え、病をきっかけに兵学校時代の教え子との親交を深める。激動の時代に信念を貫いた軍人、そして常に未来を洞察した教育者の伝記。

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著者:宮野澄(みやのとおる)

大正14年(1925年)東京都生まれ。鎌倉アカデミア、早稲田大学文学部卒業の後、家業の工場経営。その後、(株)知性アイデアセンター専務取締役を経て、(株)ブレーンネットワーク社長。会社勤務や企業経営を行いながら、ノンフィクション作家、ビジネス作家として活躍。また、NPO「日本女性広報担当者の会」を主宰した。著作は、『怒らず、怖れず、悲しまず─中村天風の薫陶』『小澤治三郎 果断・寡黙・有情の提督』『最後のリベラリスト・芦田均』『土光敏夫 質素の哲学』『課長の研究』『知的生活の時刻表 会社の時間にしばられるな』『女たちの挑戦 西武セゾングループ革命』など多数。平成18年(2006年)逝去。

この作品の言及

「最後の海軍大将 井上成美」(宮野澄著 文春文庫)を読んで|パンを研究する中で|色の専門家Blog

制作にあたって

表紙画像:「横須賀ミルキーウェイ(横須賀市長井)」(提供:横須賀市《横須賀メディアライブラリー》)